出版費用を殆どかけずに絵本を出版できる「MyISBN」とは?

MyISBNは格安だが、そこには『大きなデメリット』もあり!

作の絵本を出版したいと考えている人が一番気になることは、やはり出版費用の問題ではないでしょうか?

仲間内や親戚だけを対象に少部数発行するのであればともかく、商業出版の絵本と同様、本屋で取り扱われるようなものを出版したい場合は、非常に高額の費用が必要になるのが現実です。

しかし、その出版費用をわずか5500円程度に抑えて自費出版する方法もあります。それが「MyISBN」です。もちろん、大きな『デメリット』もあります。

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高額となる自費出版費用が高いハードルに

自費出版の出版費用は、発行する絵本のページ数や発行部数、さらにカバーの種類(ソフトかハードか)など様々な要素が絡んでくるために、一概に相場で考えることは難しいことも確かです。ひとつの事例として「ハードカバー・32ページ・発行部数1000部」で考えた場合、安い出版社でもかかる出版費用は約60万円程度、一般的な相場では130万円~160万円程度にもなります。個人誌や同人誌としての発行であれば、この額の30%~60%程度になります。

また、発行した絵本を全国の書店で取り扱ってもらいたい場合は「取次」業者を通す必要がありますが、通常、取次が扱うのは最低発行部数が3000部以上とされていますので、上記金額の3倍はかかることになります。

絵本を自費出版しようとする場合、絵本自体の印刷費用以外に「編集費」「校正費」「装丁費」「宣伝費」などが出版費用に影響します。例えば、校正費についてはプロの編集者に見てもらうとか、またそのサポートの内容次第でも費用が大きく異なってきます。

いずれにしても、絵本を自費出版するためにはかなり高額の出版費用が必要となることは間違いありません。発行部数が多すぎれば、結果的には大きく赤字を出してしまう恐れもあります。高額の費用がかかることから、自作の絵本の出版をあきらめてしまうケースも少なくありません。

格安で絵本が出版できる「MyISBN」とは?

「MyISBN」なら、わずか5478円の費用のみで自作の絵本を出版できます。「MyISBN」はウェブ技術を利用して行う出版サービスで、原稿データをアップロードするだけで紙の書籍の出版が可能です。

最新の「プリントオンデマンド」技術を使用して、書籍の購入注文が入ってから必要部数だけ印刷を行う仕組みになっています。このシステムにより、絵本の著者が大量の在庫を抱えるとか、たくさんの出版費用を負担する必要もありません。注文毎に印刷を行いますので、在庫切れすることもありません。

大手出版社の場合、一定以上(数万部以上)の販売見込みのある出版物しか扱いたがらない傾向があります。全国の書店展開を考える場合、出版社を介して自費出版するためには莫大な費用が必要となります。しかし、「MyISBN」であれば、システム利用料5478円のみを支払うことで、紙媒体の絵本を出版することができます。

書店販売の場合、店頭に発行した書籍が置かれても、数日たって売れない場合は返品されることになりますが、「MyISBN」であればAmazonで販売することが可能である他、書店からでも注文で購入が可能です。

自費出版なら「MyISBN」がおすすめ

上述の通り、「MyISBN」を利用すれば、絵本原稿のPDFデータを用意して、5478円のシステム利用料を支払うだけで、紙の書籍を発行することができます。さらに、編集やデザインを著者自身が行えば、4980円で出版することができます。自分の独力で絵本を出版したい人におすすめです。

【重要な注意点】第三者のサポートやアドバイスがない絵本は「ひとりよがりの絵本」となり、読者の心に届かない作品になりがちです。費用を格安で抑えないのであれば、それなりに自分で『絵本の正しいノウハウ』を学んでからでなければ、残念な絵本が完成してしまうでしょう。

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電子書籍の普及と在庫問題について

近年、急速に電子書籍(kindle)の普及が進んでいます。紙の本という手元に残る形で絵本を出版したいとお思いの方は多いと思いますが、一方で電子書籍として自作の絵本を発行したいと思われる方もいらっしゃるでしょう。「MyISBN」なら紙媒体だけでなく、Amazonを介し、kindleで電子書籍という形で出版することも可能です。電子書籍として自分の絵本を出版したい人にもおすすめできます。

販売を目的とする自費出版の最大のネックとなるのが在庫問題です。書籍の出版をしようとする場合、出版社に印刷を依頼するには、最低でも100冊単位~1000冊単位で印刷をする必要があります。その費用は自分ですべて負担しなければいけませんし、印刷した部数全部を在庫として、自分で持って管理する必要があります。本がすべて売れれば元は取れますが、1冊につき10%の印税では、利益を生むまで相当の時間がかかってしまいます。「MyISBN」なら、注文が入る毎に1冊ずつ印刷することになるので、在庫を抱えたくない人も安心です。

オンデマンド出版の魅力について

絵本を描いてそれを売るためには、もちろんクオリティの高い、読者が付いてくれる絵本を創作するスキルも重要ですが、もうひとつ、創った絵本を宣伝して、その認知度を上げることが必要になります。いくら良くできた絵本であっても、その本の存在を知る人がいなければ売れません。自費出版を売るためには、必然的に宣伝費用もかかってくるわけです。「MyISBN」なら紙媒体としてAmazonで販売することができるので、欲しい本を探している人に確実に届けることができます。また、プリントオンデマンドにより注文毎に印刷を行うので、在庫切れといった販売機会を失うこともありません。宣伝に費用をかけずに本を売りたい、という人にもおすすめすることができます。

大手出版社で自作の絵本を出版する機会に恵まれることはとても難しいところです。原稿募集をしている出版社もありますが、中には500万円以上の出版費用を見積もられるようなケースもあります。また、出版社を介して絵本を出版しようとすると、編集者が間に立つことで内容の変更を迫られることも少なくなく、著者が自分の思い通りの絵本をそのままの形で出版することも困難になります。

個人出版について

「MyISBN」なら出版社を介さずに、自分の好きな通りに描いた絵本を出版することができます。出版社を介さず、直接自作の絵本を販売したい方(個人出版)に向いています。

「MyISBN」なら、自費出版で絵本を出版しようとした場合にかかる初期の出版費用を殆どかけることなく、手軽に絵本を出版することが可能で、しかも在庫を抱えるリスクも生じません。宣伝費用も必要がないので、絵本の出版を考えていらっしゃる方は、ぜひ「MyISBN」の利用を考えてみてください。

ただし、何度も言いますが、『ひとりよがりの絵本』にならないように注意が必要です。

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